トランスアメリカ / TransAmerica

レビューMizuki


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Rating:
5
On 2020年7月23日
Last modified:2020年7月29日

Summary:

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概要

デザイナーフランツ・ベノ・デロンジェ
(Franz-Benno Delonge)
アートワークマーセル=アンドレ・カサソラ・マークル
(Marcel-André Casasola Merkle)
プレイ人数2~6人
プレイ時間30~40分
対象年齢8歳以上

ドイツ年間ゲーム大賞2002最終ノミネート作品の鉄道ゲーム。

「トランスヨーロッパ」「トランスアメリカ:ジャパン」などの派生作品も出ています。
デザイナーのフランツ・ベノ・デロンジェ氏の作品は、他に「ビッグシティ」「コンテナ」などがあります。

最近ボードゲームが気になってるけど、あまりワイワイするのは得意ではない…でもいきなり難しいのもちょっと……
そんな方にオススメな鉄道ゲームです!

どんなゲーム?

自分の手番にするのは「隣接した場所に新しい線路を2本分置く」。これだけ。簡単です。

線路を引いて5つの都市に誰が早く線路をつなげるかを競う、鉄道ネットワーク形成ゲームです。アメリカ大陸の中で指定された5都市を誰よりも早く線路で繋げれば勝ちとなります。

準備

① 自分が繋ぐ目的地となる5都市の指定。5色のカードから1枚ずつ引き、そこに書かれている都市が目的地となる。

② 好きな都市に本拠地コマを配置する。

③  全員の得点コマをスタート地点(13点の位置)に配置する。

手番の流れ
  1. 本拠地から隣接した線上に線路コマを2つまで置く。以上

ただ、山や川などの通行困難な荒れ地は1つ線路を引くのに2本分の駒が必要となります(この場合1手番1本分しか引けない)
平地に1本のみ置いて手番を終えることも可能です。何も置かないのは×で、手番中最低1本は線路を引く必要があります。

川や山には2本分必要
黒い線路は全員共通

実は黒い線路は全員共通で、ほかのプレイヤーが引いた線路は自分も使用することができます。線路同士が繋がった瞬間、急にはるか先まで線路を引けるようになるのです。これで一気に5都市繋げるまでの道が短くなります。

拡張ルール

拡張ルールを入れる場合、自分の本拠地カラーの線路が3本所持できて、これは自分だけが通れる専用通路となります。他プレイヤーは通れないのでうまく利用しよう。

終了条件

線路を繋げていき、自分が指定された目的地の都市に線路がたどり着けば「繋がった」都市としてカウントされます。指定された5つの都市すべてに線路が繋がればラウンド終了となり、そのプレイヤーが1位となります。

全ての目的地にたどり着けなかったプレイヤーは、足りなかった線路の本数を計算し、その分がマイナス点となります。マイナス点の分自分の汽車コマを先へ進めます。誰か0点以下となったらゲーム終了となり、最も得点を残していたプレイヤーが勝利です。

共通線路をうまく利用しよう

ほかの人と線路つながると相乗りできるというシステムが肝で、これをうまく利用できるかどうかが勝利へのカギになります。
最初のほうだと
「相乗りされるの嫌だから自分だけでつなげていこう」
って思ってマイペースにソロ構築に走ったりするけど、それだとだいたい負ける……

「相乗りしつつされつつ上手く互いを利用する」
「競合相手の目的地を予想しながらアシストしないように線路をつなげていく」
「ここぞというところで自分の利益を追い求める(拡張の自分カラー線路など)」
こんな感じで鉄道会社経営しててライバルと競い合ってる気分を味わえます!

いつ終わるかわからない緊張感

「しめしめ…あと〇本で全達成じゃ……」
って思ってると1手前で他の人が
「達成したぜドヤ」
って返されるなんてザラです。このいつ終わるのかわからないヒヤヒヤ感がたまりません。たまらなく楽しい。後悔しないように常に最善を尽くすのです……

2~6人プレイですが、人数多いほど線路連結祭りで派手なプレイになってきます。大人数の目的地を予想しながら戦略立てていくのは、わちゃわちゃして楽しい。少ないと相乗りできるまでが長いので派手な動きは少ないな……と思います。

目的地は引き運によって偶然近い所を引けることもあれば、すべて離れてて最初から自分の中であきらめムードなこともあったりします。そういう時は邪魔に特化したり、どのくらいマイナスを減らせるかがんばったりするプレイになってくるので別の面白さができたりもします。目的地の運で初心者でも経験者に勝てるかも……?

おすすめポイント

まず、本当に手軽にできる鉄道ゲームです。1ターン線路2つ引くだけという簡単ルール。

私は鉄道ゲームと聞くと「電力会社」や「ブラス」など重いゲームが重い浮かべますが、このゲームは鉄道ゲームの中ではだいぶ軽いです。
1ゲーム10分とかで終わる(何度も繰り返すので30分以上はかかりますが…)のに、1手に考えることの多さやライバルの行動の予測・戦略性などが、初心者ゲーマーに刺さるいい所取りになってると思います。

実際私はボドゲ初心者の時のかなり最初の時点でこのゲームをプレイしましたが、当時とっても面白いと感じました。
10分程度で終わるからそんなに疲れないし、適度に頭を使って予想予測してちょうどいい楽しさ。しかもバランスよく運要素もあって、経験者が混ざった卓でも初心者も勝つことが可能なっています。 

ボドゲは初心者でゲーマー資質のある人にオススメするには最高のゲームだと思います!

トランスアメリカ / TransAmerica

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