オブスクリオ(OBSCURIO)

レビューねこ氏


Reviewed by:
Rating:
4
On 2019年11月8日
Last modified:2020年5月30日

Summary:

https://www.suruga-ya.jp/pics/boxart_m/607543883m.jpg

メーカー: Libellud、ホビージャパン
ゲームデザイナー: L’Atelier
プレイ人数:2〜8人
プレイ時間:45分
対象年齢:10歳〜

今回は、グリモワール役が示す抽象的なイメージのヒントを元に、裏切り者の妨害を潜り抜け仲間と協力して、迷宮図書館からの脱出を目指す『非対称協力型推理ゲーム×正体隠匿ゲーム』【オブスクリオ(OBSCURIO)】をご紹介します!

どんなゲーム?

冒頭にも書いた通り、オブスクリオは【プレイヤーが異なる役割をする『非対称協力型』の推理ゲーム】です!
【グリモワール役】の1名が、喋る代わりに『イラストを使ってヒントを出し、その他のプレイヤーが【魔法使い役】になり、ヒントを元に6つの部屋の正解の出口を探す』。【グリモワール役】【魔法使い役】協力して迷宮図書館からの脱出を目指すゲームです!!

下の画像が、ゲームの舞台となる迷宮図書館です。
いや、『ホントとってもオシャレな迷宮ですねぇ~』ファンタジー好きな筆者としてはテンション上がるコンポーネントです。

では、ゲーム背景をサラッと紹介しますね!

グリモワールを求めて迷宮図書館に来た魔法使い達。
無事グリモワールを手に入れ、グリモワールが指し示すイメージに従って出口へと急ぐ…
しかし、迷宮図書館の主人である邪悪な魔術師は己が宝を取り戻そうと様々な妨害をしてきた。
その妨害は、迷宮内に罠を仕掛けるだけでは飽き足らず、何と、仲間のうちの誰かを操り、誤った道へと導こうとしているようだ。
魔法使い達は、自分達の中に潜む裏切り者を見つけ出し、襲いくる数々の罠を掻い潜り無事に脱出することが出来るのだろうか…?

と、こんな感じです!

はい!サラッと説明しましたが、魔法使い役の中に裏切り者がいるんです!

つまり!『正体隠匿ゲーム』でもあるわけですね!!

筆者的には『色んな角度から楽しませてくれる要素がいっぱいのゲームだなぁ~』とゲームを始める前から期待値高めでした。

実際やってみた感想としては、
裏切り者との駆け引きや運要素も絡んでくる為、毎ターン毎ターンスリル満点の緊張感溢れるゲームの連続で、ハラハラドキドキの展開に皆で一喜一憂したり、グリモワールに突っ込み入れたりと個人的に終始楽しめる大満足のゲームでした!!

遊び方説明!!

では、いろんな人と遊んでみた中で皆がルールで引っかかった所を補足説明しつつ、ざっくりと遊び方を説明していきましょう!

先ずは勝利条件!!

勿論二つの陣営がいるのですから、勝利条件は違います。

【グリモワール&魔法使いの場合】

グリモワールと魔法使いの勝利条件は、『6つの部屋全ての出口で正解を誰か一人でも選ぶことができ、6マス目より先にマーカーを進めるときに結束トークンが一個でも残っていること。』
※闇のエリアの結束トークンも含む。

【裏切り者の場合】

裏切り者の勝利条件は、物凄くシンプル!『魔法使い達の結束力を落とし、全ての結束トークンを失わせたら勝ち!!』
※闇のエリアのトークンも含む。

魔法使い役の準備をしよう!

魔法使い役のプレイヤーは、上の画像のキャラクターカードを選んだあと、
グリモワール役からランダムで下の画像の忠誠カードが配られます

ピンク色の目つきの悪いアイコンが裏切り者ですね!

各魔法使いは自分の忠誠カードをこっそり確認して手元に置いておきます。

グリモワールの準備をしよう!!

グリモワールが、まず準備することは下の6つです。

①幻影カードをシャッフルして裏向きに置いて山札を作る。

②カードホルダーに8枚のカードを他のプレイヤーに見えないように入れて閉じておく
※次に開くのは裏切り者に見せるとき

ミステリウムで遊んだことがある人達的には、つい開いて衝立にしたくなってしまいますがオブスクリオはカードホルダーを閉じておくんだそうです。
ルールブックの準備と裏切り者のとこに載っておりましたw

③罠トークンを袋の中に入れ、必要な数の罠を引く。
※基本は1枚だが、前のターンにかかった時間や罠の組み合わせにより数が増える。
※毎ラウンド14枚の罠全てを使って引く。

④山札から、正解のカードを用意し自分だけで確認する。

⑤山札から2枚のカードを引いて書台に置き、胡蝶マーカーでヒントを示す。
※1度置いた胡蝶マーカーはラウンド終了まで誰も動かせない。

⑥ヒントを置き終わった書台を、魔法使い達に渡して相談させる。
ここも、どうやらグリモワールが一人こっそりヒントを置いて完成品を魔法使いに渡すようです。

ここまでが終わったらいよいよ裏切り者のターンです!

裏切り者のターン!!

裏切り者のターンは以下の流れで行います。

①魔法使い達がグリモワールの示した胡蝶マーカーを見て相談をし終わったら、魔法使い達に目を閉じさせる。

②裏切り者だけにそっと目を開けさせる。
※この際、裏切り者が物音などでバレてしまわないように、皆でテーブルを爪でカツカツして音を立てて誤魔化すなど、何か工夫をすることをお勧めします。

③グリモワールは、カードホルダーを開いて裏切り者に見せて、魔法使いを邪魔するカード0~2枚を選ばせる。
※1枚目を選んだら、次のカードを山札から補充して、常に8枚の状態で裏切り者に選ばせる。

④裏切り者が選び終わったら、裏切り者に目を閉じさせ、カードホルダーに8枚カードが入っていることを確認してカードホルダーを閉じ、砂時計を準備する。

⑤正解のカードと裏切り者が選んだカードに、6枚になる様に足りない分を山札から補充し魔法使い全員に目を開けさせる。

準備万端になったところで、扉を選んで行きましょう!

扉を選ぼう!!

扉選びの流れは以下の感じです!

①グリモワールは6枚のカードを裏向きに魔法使いに渡す。

最初のカードがめくられた時点から砂時計がスタート。
※砂時計が落ちきりひっくり返る度に右にずれて、次のラウンドの罠の数が増えていくので注意!
砂時計の止まった時点での、砂時計の下の数字が次のラウンドの罠の数に追加される。

『基本の罠1個』+『砂時計の下の数字』=次のラウンドの罠の数

③正解の扉だと思う所に自分のキャラクターチップを置く。
※全員がもうトークンを移動させないことを確認したら砂時計を止める。

④正解を発表し、外れた魔法使いは自分のキャラクターカードの上に結束トークンを1個とる。
外せば外すほど自分のカード上に結束トークンが増える・・・そして場の結束トークンはガリガリと削れていく・・・

こうやってラウンドをくりかえして行き、下の画像の赤いラインより下の結束トークンがなくなってしまい闇のエリアに入ってしまったら、魔法使い達は『裏切り者の告発タイム』に移ります。

裏切り者は誰だ?!

告発タイムの流れは以下の通り

①裏切り者が誰かを砂時計が一度落ちきるまでの間に話し合う。

②砂が落ちきった時点で3つ数えた後、同時に裏切り者だと思う相手を指さす

最多数だった魔法使いが告発される。

④①~③を裏切り者が見つかるか、結束トークンがなくなるまで繰り返す。

告発のその後は・・・

【告発の結果、見事裏切り者を当てることができた場合】

無事に裏切り者を当てられた場合、その時点で裏切り者は追放となり、裏切り者以外の魔法使いは扉探しへと戻る。
裏切り者は、それ以降のラウンドで正解の扉を探す話し合いに参加したり、キャラクターチップを置くことはできない。

しかし、お邪魔カードを選ぶことはできるので諦めずに力いっぱい邪魔しようwww

【裏切り者を見つけられなかった場合】

投票の結果裏切り者を見つけられなかった場合、間違って告発された魔法使い一人につき結束トークン2枚を失う。

つまり、最多得票が複数の同時告発が起こると『人数×2枚』結束トークンが減ってしまう?!

告発タイム中に、闇のエリアからも全てのトークンがなくなってしまった場合、その時点でゲーム終了。裏切り者の勝利が決定します。

おすすめポイント!!

先ず何と言っても、コンポーネントが美しい!!

キャラクターカードのキャラも魅力的だし、何と言ってもグリモワールの書台は非常に凝っていて本当に素敵ですよね!!
思わず欲しくなって、筆者も速攻で購入してしまいましたw

イラストのヒントの出し方もグリモワール役によって個性がでるので面白い
正解にたどり着けた時のドヤ感と、『なんでそうなった?!』って展開があっても、それはそれで盛り上がれるワチャワチャ感溢れるところもお勧め

個人的に6人ゲームが一押し!!

4人ゲーム、6人ゲーム、7人ゲーム、8人ゲームと案外色々な人数で遊ばせて貰った結果、個人的には6人ゲームが一番バランスよくて楽しいのではないかと思いました!!
運の要素も関わるから一概には言えないですが、個人的には『6人ゲームで是非遊んで欲しいな!』とお勧めさせていただきます!!

因みに、このゲームの時、前半裏切り者な自分が断然優勢だったんですが・・・
結束トークン残り1で追放され、その後、急にグリモワールさんが覚醒!怒涛の追い上げで脱出されてしまいましたOrz

そんな読めない展開のスリルも楽しかったです(笑)

グリモワールの負担が少なく、思いの他ゲームがサクサク進む!!

この手のゲームはGM役が大変だったり、進行に時間がかかったりしやすいイメージがあったけれども、オブスクリオはその辺りがとっても優秀!!
人を変えて色々遊んでみたけれど、ゲーム進行に待ちの時間のストレスを抱えることが殆どないのが嬉しい仕様ですよね!

GM役のやる内容も比較的簡単なので、気軽にグリモワール役をやることができるのも、
とてもいいなと思いました!

罠が物凄くいい味出してる!!

このゲーム、ホント罠がいい味出していると思う(笑)
罠の数は実に14種類!!

罠の引き運によっては一気に形勢逆転することもあるし、常に緊張感溢れるゲーム展開を味わうことができるところもいいスパイス!!

因みに上の画像は一度に4つの罠を引く羽目になった上に内容がエグイのばかりだった時の画像(笑)
しかし、この時、満場一致で正解の扉を当てたという奇跡のお写真です!!

そして、罠・・・こんなとこにもあるんですw

最後、喋ることもジェスチャーもあらゆるコミュニケーションを封じられて一斉投票!!

流石邪悪な魔術師さん!絶対に脱出させないという熱い思いを感じますね!

皆さんも素敵な迷宮図書館で、魔術師の宝を手に全力で逃走してみたり!全力で妨害してみたり!曖昧なイメージで熱い思いを届けてみるのは如何でしょうか?(笑)

オブスクリオ / OBSCURIO

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One Comment on “オブスクリオ(OBSCURIO)”

  1. Pingback: オブスクリオレビュー | 今日も駄目ダイス

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