FROM PIGLET / フロム ピグレット

レビューKei

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4
On 2019年2月27日
Last modified:2019年2月27日

Summary:

できるだけ感覚そのままより言語化、体系化して伝えるレビューを心がけてます。

デザイナー : めがねいたち
イラストレーター : めがねいたち
プレイ人数 : 3~5人
プレイ時間 : 5~15分
対象年齢 : 6歳~

2018年春のゲームマーケットで初お目見え。サークル「めがねいたち」としても初出展の様子。公式ページや製品の紹介ページを見てもゲームに向き合う真剣さがゲーム好きな僕にはとても居心地が良い。数多ある短時間で遊べる低価格なゲームを出しているサークルさんで一番注目してます。そんなめがねいたちさんのゲムマデビュー作FROM PIGLETを紹介。

どんなゲーム?

タバコのパッケージを模したカードだけのコンパクトで持ち運びやすいサイズ

コンポーネントは4色(拡張で+1色)4種類の動物カードのみのシンプルな構成で2種類のゲームが楽しめるお得感の高いパッケージ。
一つはパーティーゲームでもう一つは推理ゲーム。幅広い!

パーティーゲーム

一つ目は気軽に遊べるしりとりカード。
カードには4種類のどうぶつが描かれていて
こぶた
たぬき
きつね
ねこ
こぶた
・・・・・
としりとりができるようになっている。
カードの色は無視。
これをテンポよく歌いながらカードを出していく。

この時「こぶた~♪’」と歌いながら出していいのはこぶた以外、例えばきつねを出す。
次のプレイヤーは出されたカードの「き~つね~♪」と歌いながらきつね以外を出していく。単純だけど一瞬で頭が混乱をはじめる。幼稚園くらいのお子さんでもゆっくり一緒にプレイすれば遊べていたのを見たので、小さいなお子さんと一緒に遊んでもお酒や徹夜中の頭がぐにゃぐにゃになった状態で遊んでも盛り上がれる。

推理ゲーム

こちらはガラッとタイプが変わって相手の手札の読みあい。
カードゲームの多くは手札の読み合いが大事になるのだが、その読み合いのみにスポットを当てたゲームになっている。

人数により調整された固定枚数の各色、各種類の動物、手札、開始時に全員に公開される場札から読みあいを始める。

開始時に公開される札と終了まで非公開の札、これらの存在で開始時のカンのみと終盤のカウントのみの素気ない勝負に彩りを添えている

ゲームの進行は手番がきたら
・誰か一人を選んで持っている色の枚数かもっているどうぶつの枚数を聞く x 2
・質問後に1度だけ一人を指名してもっている色と動物を当てる
・質問せずに正解している限り何度でも指名と回答を繰り返す

のどれかを行う。
もちろん質問には正直に答える必要があり、例えば「緑は何枚?」と聞かれたら
正直に持っている枚数を答える義務がある。
指名されて持っているカードの色とどうぶつを当てられたプレイヤーはカードを公開する。
手番が終了したらカードを1枚公開する。
こうして手札を全て公開したプレイヤーから脱落していく。

質問内容や場に公開された札から各自のカードの選択肢がどんどん狭まっていくので公開札、全員の残り手札合計、各自が質問した内容と質問された側が持っていなかった手札、さらに自分だけが知っている自分の手札から他プレイヤーの手札を読み切る。

何度かゲームをくぐり抜けたプレイヤーが試し始めるのがブラフ。枚数が少なくなってきた頃に自分の持っているカードをあえて指名や質問する事で所持者が自分ではないというアピール。しかしこれも大事なカードを1枚公開しながら打つ博打。ブラフを見破られれば逆に所持札を宣言するのと同義。

痺れる。

場には3枚ほど非公開で配置されるカードもあり、カウンティングだけの無味乾燥な勝負にならないよう味付けがされているのも絶妙。

酷い手札だが執拗にきつね所持の質問と回答を繰り返し自分がきつね所持を隠蔽

他プレイヤー同士の質問内容や公開札から質問をせず、回答だけのコンボをつなげたときの脳の喜び、読み間違いを誘発させる質問でミスリードが決まった爽快感。心理戦ゲームの楽しい要素が存分に盛り込まれている。

おすすめなの?

全力でYes.
推理ゲームだけではヒリヒリするのでふんわり遊べるパーティーゲームも入っているのでどちらかはほとんどの人に合う、価格も安い。家の保管場所も取らないしゲーム会に持ち歩くにもタバコ箱サイズなので邪魔にならない。
ゲーム時間が短く軽いので、このゲームだけをやるために集まるような事は無いだろうけど他のゲームの合間に、人数調整に、卓シャッフルの時間調整にと非常に使いやすく価格もお手頃。同人なので流通が細いしいつ在庫がなくなるかわからないので機会があれば是非ご入手を。

 

Kei

Kei

4

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